わが恋は



まどひきて位の山登らん心の暗に予迷わすな【原文】
(まどひきてくらいのやまにのぼるらんこころのやみにわれまよわすな)

わが恋は玉の台に墨染て書文たのも清く清に【原文】
(わがこいはたまのうてなにすみそめてかくふみだにもきよくきよらに)

旧上之保村(関市)にある鳥屋市不動堂のコンガラ童子像は、実になまめかしい表情の仏像です。円空が土地の尼僧に恋し、彫ったものと言われています。その故、「尼僧像」呼ばれています。一説には「ゆう」という美しい村娘を、モデルにしたとも言われています。<引用した和歌は出来る限り原文のままとしましたが、常用漢字、現代カナ遣いを用い、解釈は多くの研究資料を参考にしました>

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