おしなへて



おしなへて春にあふ身草木まて仏成る山桜哉【原文】
(おしなへてはるにあふみはくさきまてほとけになれるやまざうらかな)
この像は桜の一本から彫り出されていますが、美しく芳しい花の咲いている桜の木を切り、加持の香りを焚き、観音の力によって笑みを彫り出した喜びを詠んでいます。<引用した和歌は出来る限り原文のままとしましたが、常用漢字、現代カナ遣いを用い、解釈は多くの研究資料を参考にしました>

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