深山木や



深山木やけさのおやまは其まゝに梅香清き仁王成けり【原文】
(みやまきはけさのおやまはそのまゝにうめがかきよきにおうなりけり)
円空は丸太棒や木切れを見ると、そこに仏の姿を思い浮かべた。思い浮かぶとすぐ刻みにかかった。千光寺では山内の杉の立ち木すべてが、仏に見えたらしい。資料によれば立木にはしごを掛け、鉈で刻んだらしい。<引用した和歌は出来る限り原文のままとしましたが、常用漢字、現代カナ遣いを用い、解釈は多くの研究資料を参考にしました>
 

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